昭和56年3月まで一高に勤めた後は太田二高、大洗高、石岡一高にそれぞれ数年ずつ勤めて教員生活を終えました。現在は囲碁や読書三昧の他、畑仕事のまねごとや古文書解読などでけっこう愉快に暮らしています。 水戸一高に勤めている時は、この生徒達は将来、世の中で枢要な立場で仕事をするのだから、十分にその能力を伸ばさねばならぬと思って授業に力を注いでおりました。しかし省みれば不十分な点もあったと思って居ます。 一高卒業生には自らの能力に自信と誇りを持って進んで欲しいと希望致します。