ホーム
このサイトについて
旧ホームページ
ニュース・案内
イベント報告
同級生の近況
恩師の近況
水戸一高・
同窓生関連
リンク
更新履歴
ご意見・
お問い合わせ
連絡先(住所等)が変わられた方は、
お知らせください。

「第3回復活歩く会・プレウォーク」報告

【イベント報告】掲載:平成21年6月28日

● プレウォーク記(平成21年5月31日(日))

 朝6時過ぎに自宅のある飯能を出発し、上野発8時30分フレッシュひたちで一路勝田駅に向かいました。今回のプレウォークのコースは、島田くん(33組)発案の那珂湊・大洗コースです。
 勝田駅よりひたちなか海浜鉄道を利用して平磯駅に移動後、那珂湊港〜おさかな市場〜那珂湊駅〜反射炉〜湊公園〜願入寺〜磯前神社〜大洗駅〜東水戸駅〜水戸一高を巡る海を見ながらゆっくり歩ける景色の良いコース(約16キロ)となっています。 
 今回参加した皆さんは、永島先生、石井くん、中井川くん、松浦くん(以上31組)、高塩くん、片岡くん(以上32組)、島田くん、宮内くん、吉川くん(以上33組)、高沢くん、富田さん(以上37組)、伊藤くん、江戸くん(38組)と小久保(35組)です。下は平磯駅で撮影した写真です。永島先生、中井川くん、伊藤くんは、別途合流の予定です。

(後列左から) 小久保、石井くん、宮内くん、高塩くん、片岡くん、吉川くん
(前列左から) 高沢くん、島田くん、富田さん、江戸くん、松浦くん

 平磯の狭い道路をこまごま曲がって歩くうちに海岸に出ました。そこから海岸線に沿った新道で那珂湊港に向かって歩いていくと、「姥のふところ」という景勝地に到着しました。下の写真は、作家国木田独歩が静養した地であることを示す碑です。昔は断崖絶壁だったようです。

海岸に出たところにある「姥のふところ」。国木田独歩の静養の地という説明がある。

 しばらく海岸線に沿って歩いていくと那珂湊港に到着します。那珂湊港はトイレが整備されており、休憩場所として利用できそうです。港の広場で記念撮影をしました。

那珂湊港

 那珂湊港から綺麗な歩道が整備され、テレビ番組でよく紹介される有名な「おさかな市場」が続きます。下の写真のようにイカの天日干しを販売するお店などがたくさんあります。10月の日曜日の込み具合はどのぐらいになるでしょう。凡そ50人が通るのにはちょっと時間が掛かるかもしれません。

那珂湊港の観光スポット、おさかな市場

 那珂湊港を後にして、細々とした市街地を歩いていくと、旧木内家の白壁土蔵を利用した「那珂湊ふるさと懐古館」に到着します。150年以上前に那珂湊が回船業で繁栄していた頃、豪商により建築されたという大型土蔵に、那珂湊の特色ある産業史を中心に市指定文化財の木琴と扁額、昔懐かしい生活用具や歴史資料などを展示した史料館です。生活道具だけでなく、たくさんの古いカメラも展示されていました。

「木内家」の白壁土蔵を利用した那珂湊ふるさと懐古館

 少し歩いたところは那珂湊駅。島田くんが永島先生(36組ご担任)と待ち合わせをしていたようですが、事前の話がなかったので、一堂びっくりでした。人通りの少ないタイミングを見計らって、駅前で記念撮影を行いました。

那珂湊駅から永島先生が合流

 那珂湊駅を過ぎて、さらに少し歩き、那珂湊一高近くに来ると、幕末に水戸藩が作った反射炉跡に到着しました。「反射炉とは何?」という疑問が出されましたが、誰も満足な答えが出せませんでした。どうやら反射するのは熱で、この構造を用いると内部を高温にすることができるという話のようです。反射炉を建設するときに使用した耐火煉瓦の窯が今でも残っており、今で言う「地産地消」の好例だったようです。
 この反射炉跡で永島先生からコーヒーをご馳走になりました。ちょうど喉が渇くころだったので、全員で飲み干してしまいました。上の那珂湊駅の写真で永島先生の膝の上に赤い風呂敷包みがあるのが分かると思いますが、前もって分かっていれば、私たちで運ぶべきだったと、反省するところしきりでした。

幕末の遺跡「反射炉」

 反射炉のところで永島先生とお別れし、私たちは「港公園」から海門橋を渡り、大洗側に移動しました。下の写真は「願入寺」にある水戸八景「巌船夕照」の碑の前で撮影しました。那珂川を見渡せるとても静かな場所で、私たちが到着したときには既に先客2名がおり、仲良くお弁当を食べているようでした。若いお二人には、なんて邪魔な団体が来たんだと思われたことでしょう。とりあえず集合写真だけ撮影し、そそくさと邪魔にならない場所に移動しました。このためという訳ではありませんが、水戸八景「巌船夕照」は狭く、50人も入れないことが分かり、残念ながらコースからは外すことになりました。

若いカップルに気兼ね(?)しながら、願入寺にある水戸八景「巌船夕照」で記念撮影

 歩くのに夢中だったため昼食の手配が遅れてしまい、危うく昼食難民になるところでしたが、幸い、江戸くんの従兄弟が経営するレストランが大洗ゴルフ場のそばにあるということで、腹ペコ集団が一路「さつま」を目指して歩行再開です。昼食は凄い歓待を受け、かなりのビールを飲んだ面々もいたようです。下の写真は「さつま」を出発するときに撮影したものです。「さつま」はコース的に「磯前神社」にも近いので、10月4日の昼食会場として利用することになりました。

江戸くんの従兄弟が経営するレストラン「さつま」

 本来の計画では、昼食の後に磯前神社に参拝し、さらに徒歩で大洗駅に移動し、大洗駅からは鹿島鉄道で東水戸駅まで乗車し、そこから、最終目的地「水戸一高」に向かう予定でした。しかし、午後から雨が降り出したため、今回の下見は大洗駅で打ち切りとし、再び7月に東水戸駅から水戸一高までの歩行を行うことになりました。下の写真は「磯前神社」社殿前で撮影した集合写真です。

磯前神社

 雨の影響でプレウォークは途中で打ち切りとなりましたが、打ち上げはきちんと行いました。会場は南口の「もんどころ」です。本来は東水戸駅から合流する予定だった中井川くんと、大洗で歯科医院を経営する伊藤くんが、後から駆けつけてくれました。どうやら、雨で予定を変更したことの連絡を島田くんが忘れたためだったようです。下の写真は、お店の前で撮りました。都合で吉川くんと宮内くんが先に帰り、ここで中井川くんと伊藤くんが合流したので、人数11名は変わりません。

打ち上げは水戸駅南口の「もんどころ」
(後列左から) 島田くん、高塩くん、中井川くん、富田さん、伊藤くん
(前列左から) 石井くん、江戸くん、松浦くん、高沢くん、片岡くん、小久保

 以上、今回のプレウォークでは、机上検討時には分からなかった問題点が分かり、計画を一部見直すことにしました。また、ベストロケーションで親切な昼食会場も確保できたので、10月の本番でも盛り上がること間違いないと思います。
 では、10月の第3回「復活・歩く会」にたくさんの皆さんの参加をお待ちしております。
 なお、10月4日の詳細な計画はまもなくHPに掲載する予定ですので、楽しみにお待ちください。

【報告・小久保(35組)】