第５回「復活･歩く会｣ 石岡駅～茨城空港～新緑園

【イベント報告】掲載：平成23年11月15日更新

　石岡駅からバスで茨城空港へ向かう。初めて見る空港はやっぱりちっちゃかった。小高い丘の上で長い出発式があった。そこから空港を見るとますますちっちゃくて寂しそうに見えた。どうか存続しますようにと手を合わせた。

茨城空港公園から望む茨城空港

出発前の記念撮影

　さていよいよ歩行開始だ。体脂肪を燃やすため、腕を大きく振って先頭を行く。堀之内君の母校を右手に歩くこと数十分。最初が肝心と勢い込んだものの、あっという間にまたバスの中へ。燃え出す前に沈火してしまった。昭和にタイムスリップしたような町並みを抜けて「いこいの村涸沼」へ向かった。

歩行開始、まず小川北中を目指す

　バスを降りると涸沼が広がっている。そう言えばこの頃しじみ食べてなかったなぁ。気持ちよく涸沼のほとりを歩いて小一時間、水戸へ向かい始める。金木犀の香りに時々出会い、所々で震災の爪跡も見えた。立派にそびえ立つ県庁も遠くから初めて眺めた。何だかあまり歩いた気がしないうちに、お昼にたどり着いた気がする。

いこいの村からバスを降り、涸沼湖畔を歩行中

震災の被害が痛々しく、まだブルーシートで覆われた涸沼護岸

涸沼湖畔の海老澤から、また、また、バスに乗車、お昼の新緑園に向かう

　今年も小久保君から教えを頂いた。去年は那珂川べりで、『溺れたら、無駄に手足を動かさず流れに身を任せるべし』。今年は、『自転車に乗るだけでは体への重力がかからず、骨や筋力が強化されないので、体脂肪は燃えにくい』。確かに。私の住んでいる街はどこを通ってもアップダウンが厳しい。その街を毎日マイチャリでふっ飛ばしている私はスリムビューティーになっているはずである。
　今年は忘れられない特別な年になった。そんな中で例年と変わらず「復活・歩く会」ができたことがうれしい。幹事のみなさん、ほんとうにありがとうございます。

【報告：石原（旧姓小野）　37組】

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