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ベトナムで久米君と11年振りに再会しました

【同級生の近況】掲載:平成30年11月17日

■ ベトナム旅行記

【報告】 藤井、柴田、堀之内、佐々木、久米(加筆)【敬称略】
【日程】柴田(34組)、藤井(36組) ダナン国際空港(9/18)、
     ホイアン(9/18)、フエ(9/19)、ハノイ(9/20~9/23)
     佐々木(39組) ノイバイ国際空港(9/18)、ハノイ(9/18~9/23)
     堀之内(39組) ノイバイ国際空港(9/19)、ハノイ(9/19~9/23)

【柴田・藤井組】
 2007年に高沢君、汀君、藤井、柴田、佐々木君の奥様・京美さん、柴田娘の6人で久米君に会いにハノイに行きました。それから11年が経ち、柴田と藤井は久米君のお薦めもあり、中部のダナン経由で2回目のハノイ入りをすることになりました。
 16世紀から貿易で栄えたホイアン、グェン王宮のあった古都フエ、発展著しいダナンリゾートが今回の観光の見所です。みんな行きました。とても良かったです。でも二泊では、大変ハードでした。でも、久米君に、行ったよ!と言いたいが故に頑張りました。
 ベトナムの人の暮らしに関心があり、いろいろ見聞きできたことも良かったです。住まい、仕事、学校、塾、食事、スーパー、動物園、タクシー、など。ベトナム語ゼロ、怪しい英語の二人が無事行きたいところに行けたのも、ダナン、ホイアン、フエの優しい皆さんのお陰でした。感謝!
 写真右上は、ダナンでお昼に食べたバイン・ミーという美味しい料理。ビール込みで二人で700円。 店名と住所だけを書いた紙をタクシーの運転手さんに見せたら、降ろしてくれた通りから、教えてくれた路地に入った私達をいつまでも見送ってくれました。
 ダナン大聖堂はピンクのかわいい建物。 フランス統治時代のものです。ホイアンの町は古都の一部を自動車侵入禁止区域にしており、道路を渡るにも苦労するベトナムで、唯一ゆっくり散策できました。 ランタン光る町は夏祭りのように人でいっぱいでした。フエの王宮は一枚の写真ではお伝えできないほど立派でした。ガイドさんが王宮の模型を指して、ここは正式な王妃の住まい。2番めの正式な妃は別の邸に住んでいる。側室が住むのはこの建物のあたりと、楽しく説明してくれました。みなさんもぜひベトナムの中部観光にお出かけください。

【佐々木・堀之内組】
 佐々木は、初めてのベトナムです。久米くんに会うのはもちろんですが、大好物の本場のフォーを食べることも今回の楽しみです。飛行機が遅れ、ホテルにチェックインしたのは9/18深夜でした。
 念願のフォーは、なんとホテル朝食のメニューに。毎朝フォーをいただきました。9/19は台風が過ぎた後の小雨でしたが、堀之内くんが午後に到着するまで、ハノイ市内に出かけました。市内は車の10倍以上はいるであろうバイクが道にあふれ、慣れるまでは道路を横断するのも大変です。ホアンキエム湖やハノイ駅ではオリエント急行が見られるかもと期待して、一人で自主トレinハノイ。しかし、歩道は停車したバイクでふさがれ、車道にはみ出して歩くとバイクがすぐ脇を通り過ぎるので、歩いた距離以上に疲れました。初日は2万歩15km歩きました。堀之内くんとは17時にホテルで合流の予定ですが、早めにホテルに戻り、堀之内くんの到着を待ちました。
 一方、堀之内は、9/19 VN311便にてノイバイ国際空港へ、現地時間13:45に到着しました。機内で入国カードを渡されないので心配しましたが、ベトナムは入国カードがないのですね。ノイバイ空港に到着後、普通、旅行者はタクシーを利用します(料金約500,000VDN、約¥2,500)。しかし、路線バスにチャレンジです。バス停を探しているうちに、バスが発車してしまいました。時刻表はなく、14:30頃にバスに乗り、ホテル近くのバスターミナルで下車しました。料金は35,000VDN(¥170)でした。
 ホテルへの約1kmの歩道は、バイクが雑然と並び非常に歩き辛く、初めてのハノイでしたので、道路を横断するときはひやひやものでした。後で知りましたが、横断歩道に信号がない場合、横断する時は、車の途切れた後、走りは禁物でゆっくり歩くことが大切です。バイクの方がよけてくれます。16時過ぎにホテルに到着しました。
 佐々木くんと合流し、一緒に市内観光に出かけました。堀之内は、ホテル近くのバインミー屋さんでノーパクチーBBQポークを食べました。声を掛けられた人力タクシーのシクロで旧市街地ツアーに行きました。男2人で乗っている人は見かけませんでしたが、すれ違う車とバイクでとてもスリルあるツアーでした。
 9/20はハロン湾1日観光です。ハノイは朝から快晴でした。8:00出発のJTBのツアーは大型観光バスで快適でした。ハロン湾は世界遺産で、海の桂林と言われています。約3時間のクルーズで、シーフードの昼食を食べながら、湾の石灰岩の島を巡り、途中鍾乳洞のある島にも立ち寄りました。静かな湾をのんびり進む船の上で、癒される時間を過ごしました。

【合流】
 19:15頃に4人が合流しました。久米くんに「クアン・アン・ゴン(QUAN AN NGON)」も予約してもらったおかげで、すぐに入れました。ベトナム料理です。牡蠣が絶品でした。
 翌日9/21の午前中はそれぞれ別行動でした。堀之内は、朝8:30からホテル近くのホアンキエム湖の中島のゴックソン(玉山)祠の1.8mのシャンハイハナスッポンのはく製を見学しました。2007年まで生きていたようです。その後、市内を走る電動カートに乗って約45分市内を廻りました。料金は、300,000VDNです。南廻りを頼んだのですが、前日のシクロとコースが同じところもありました。2棟ある国立歴史博物館を見学して、12:00にホテルに戻りました。
 午後は4人で一緒に行動する予定です。タンロン水上人形劇のチケットを手に入れようと佐々木くんと劇場に向かい、窓口で16:10のチケット(100,000VDN=500円)を4枚購入して、13:00待ち合わせのハノイ大教会へ向い、合流しました。大教会近くのレストランで昼食を取り、近くのスーパーで買い物をしました。堀之内は、530gPETボトル入り蜂蜜1本、不眠解消に効くと言う25パック入り蓮茶2箱、トランクスタイプパンツ4枚を買いました。
 開演まで時間があったので、水上人形劇場隣りの喫茶店で時間を調整して、16:00に入場しました。満席です。水上で素速く動き回る人形をどうやって操っているんだろうと謎解きしながらの、あっという間の50分間の公演でした。
 いよいよ、久米くんと再会するために、久米くんが住んでいるハノイタワーに向かいました。約束の18:10に久米くんが帰宅しました。11年ぶりの再会です。この後、予約してくれていた「ケイカウ(Cay Cau)」で食事しました。写真はその時の料理です。 パパイヤのサラダ、蟹、海老、牛肉、魚介スープかけご飯、みんな美味しかった。けれど血液検査の結果の話で盛り上るのが還暦旅行の泣き笑いでしょうか?久米くん、美味しい食事ごちそうさまでした❗️
 久米くん始め、みなの近況報告もありました。同級生なので課題が一緒で、友達はいいなと思いました。
 最終日の9/22は、5人で9:00ハノイを出発して陶器で有名なバッチャン村へ。10:00には着きました。それぞれお好みの陶器を購入しました。堀之内は、日清チキンラーメン用ふた付きどんぶり1組、割れるのを恐れてご飯用お茶碗2個を調達しました。
 ハノイに12:00過ぎに戻り、ハノイ大教会近くのブンチャーと言う米粉麺のつけ麺を頂きました。お皿に1人前ずつ盛られるのですが、11年前、久米くんは2皿食べたようです。香草がたくさん出ます。
 一旦、ハノイタワーに戻り休憩して、ホーチミン廟近くの「ベトナム美術博物館」へ行きました。見学後、博物館内のコーヒーショップで休憩です。ベトナムは、コーヒー豆輸出世界第2位だそうです。
 久米くんの案内で、「文廟」へ行きました。1076年から1779年までの703年間、科挙試験が行われ、合格者は1304人だったそうです。1年間に1人か2人の合格ですから、よほど難しい試験だったのでしょう。文廟近くの数軒のお土産屋さんに立ち寄りました。お店では、54種族あるベトナム少数民族の一部の手芸品を販売しています。少数民族の収入源を作るシステム構築をしています。その後、ホーチミン廟の廻りを散策しました。スローガンの意味を知っていた堀之内は記憶力が良いと、みなさんに褒められました。歴史博物館で勉強したばかりのお話しです。


 夕食は、11年前の柴田・藤井絶賛のきのこ鍋料理店「アシマ2号店(Ashima)」です。身体に優しい料理でした。ベトナム料理は、基本的に辛くなく好みで唐辛子で追加できるので、万人向きです。
 食事後、各ホテルに送ってもらい、ここで久米くんとはお別れです。各自帰国の途につきました。
 久米君、大変忙しいなか貴重な週末にお付き合い頂き、本当にありがとうございました❗️5年後、高齢者となってもお互いに元気でまたベトナムで会いましょう。

【久米君のコメント】
 9月半ば、柴田さん、藤井さん、佐々木くん、堀之内くんの4人がベトナムを訪ねてくれました。柴田さんと藤井さんは、私がベトナムに赴任した2007年11月に訪ねてくれて以来11年ぶりの再会です。女性陣はベトナム中部の旅行から、男性陣は最初からハノイで旅を始め、私は9月21日(金)の夕食と、22日(土)の丸一日お付き合いさせて頂きました。短い時間でしたが、いろいろな処を訪問し、食事を一緒にし、その間お互いの来し方や現在の事を話し、実に楽しく高校時代にタイムスリップしたような夢のような時間でした。学生時代の友人は会えば皆懐かしいのですが、何故水戸一高の同級生はかくも全く違和感が無いのでしょうか。その一つの理由が「茨城弁」にある事は間違いなさそうです。水戸で生まれ育った私にとってやはり水戸や茨城弁が私のルーツなんだと再認識しました。
 皆さんそれぞれ個性的で、柴田さん、藤井さんが好奇心旺盛でいろいろな事にチャレンジされるのは知っておりましたが、今回もその通りでした。佐々木くんは日立らしく時間も計画もカメラも正確ですごいなと感心させられました。一番意外だったのは堀之内くんで、単なる酔っ払いおじさんだと思っておりましたが、その勉強熱心なのは驚きで、ガイドブックや博物館で読んだ知識で教えてもらう事もしばしばでした。伊達に17年間自分でビジネスをしているんじゃないんだなと思いました。皆さん、さすが水戸一高です。
 約束通り、5年後またハノイを訪ねて下さいね。
 そして今回来られなかった水戸一高の同級生の皆さまも、いつでも大歓迎致しますので、是非ハノイにお越し下さい。コストも安いし見どころも満載で良い旅行先だと思います。
 また皆さんにお会い出来るのを心から楽しみにしております。

久米 一由(31組)