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第4回「復活・歩く会」合同自主トレ総集編

【イベント報告】掲載:平成23年1月5日

 52年卒メタボ代表島田くん(33組)が昨年の7月から中国に”遁(豚?)ずら”を決め込んでしまいました。島田くんへの恩赦が出るまでの間、日本に残ったみんなで伝統を守り続けていきましょう。
 今年も第4回「復活・歩く会」に向けた自主トレを1月から開催します。メタボ解消希望の皆さん、メタボとは縁がないけど健康に留意したい皆さんの参加をお待ちしております。

● 巣鴨・品川編(平成22年1月9日開催)

コース:巣鴨駅〜とげぬき地蔵〜後楽園〜飯田橋〜北の丸公園〜日枝神社〜東京タワー〜
     田町駅〜北品川 (約16キロ)
参加者:雨澤さん、石井くん(以上31組)、山名さん、汀くん(以上34組)、江戸くん(38組)、小久保(35組)、修
概要:新年最初の自主トレは、お正月気分がまだ残る巣鴨とげぬきき地蔵から北品川まで、山手線内を縦断します。途中、日枝神社への参拝や東京タワーを階段で登る計画です。
 午前10時30分、当初の参加予定は男性だけでしたが、当日の朝、山名さんからメールが入り、参加できることになったとのこと。正月から幸先良い滑り出だしです。とげぬき地蔵(下の写真左)一昨年2月にも訪れました。今回はここから一路南へ。正月明けの三連休初日の土曜日のためか静かな白山通りを飯田橋へ向かいます。東京ドームから小石川後楽園側に抜け、飯田橋駅に近づくと、今度は雨澤さんから電話が入り、日枝神社で合流したいという話。またまた吉報です。飯田橋では縁結びの神様として最近有名になった大東京神宮を参拝しようとしましたが、なんと長蛇の列。若い男女の姿とそれを取材するNHKのカメラの前をスタスタと、食事どころを探しに移動しました。そして東京大神宮近くのマグロ割烹でちょっと長めのお昼休憩をとりました。
 午後は北の丸公園千鳥が淵を過ぎると、社会科のお勉強時間です。最高裁判所、社民党本部、民主党本部、国会議事堂、とテレビでは良く見かける建物が目白押しです。国会議事堂から日枝神社への急な坂を降って溜池山王駅へ、そして大鳥居の石段を登ったところで雨澤さんが待っていてくれました。7人揃って日枝神社でお参りと記念撮影(下の写真右)をしました。日枝神社の永田町側の閑静な石段を降りて、再度溜池山王駅へ。ここからは真新しい内閣総理大臣官邸を見上げるようにして、ひたすら南へ。ANAインターコンチネンタルホテル東京からちょっとした丘を越えて神谷町方面に抜けます。まもなく東京タワーが見えてきました。東京タワーでは外階段が開放されており、600段で地上150メートルの大展望まで登ることができます。小久保と修の二人だけチャレンジして、10分ぐらいで登りきりました。東京タワーで暫しの休息。汀くんから懐かしい丸干しのカンソイモが振舞われました。
 東京タワーからは品川を目指してさらに南下しようとしましたが、残念ながら時間の関係で7名での行軍は田町駅でお開きとし、田町駅近くの「さくら水産」で宴会を行いました。宴会終了後(午後6時)、汀くんと小久保と修は、当初の目的地の北品川「天神の湯」まで行き、黒い温泉に浸かって、疲れを癒しました。

 

とげぬき地蔵                        日枝神社

【報告・小久保(35組)】

● 横浜編(平成22年2月13日開催)

コース: 新高島駅〜臨港パーク〜ランドマークタワー〜日本丸〜赤レンガ倉庫〜山下公園〜
     横濱媽祖廟〜関帝廟〜(昼食休憩)〜横浜人形の家〜港の見える丘公園〜山手111番館〜
     横浜市イギリス館〜外人墓地〜山手234番館〜エリスマン邸〜ベーリックホール〜元町〜
     石川町駅(約12キロ)
参加者:石井くん(31組)、島田くん(33組。中国からの一時帰国中に参戦)、山名さん、川島さん、
     古橋くん、汀くん(以上34組)、高沢くん(37組)、小久保(35組)、修
概要:天気予報に見事に裏切られ、小雨降る中、新高島駅からのスタートです。左手にはマリノスタウン、右手には雨雲に煙るランドマークタワーが見えます。誰もいない臨港パークからみなとみらい21地区を背景に記念写真(左下)を撮りました。手袋を忘れた方にそっとマフラーを貸してあげた優しい人もおられたようです。あまりにも寒いのでクィーンズスクエアからは屋内に逃げ込むことにしました。ランドマークタワーまで暖かく歩行できましたが、桜木町駅方面の屋根のある歩道とお別れし、日本丸を経て赤レンガ倉庫方面へ。現在の赤レンガ倉庫はブティックやレストランになっており、ここで暫しの体温回復のための休憩。次は山下臨港線プロムナードを経てやっと山下公園に到着です。赤い靴を履いた女の子の像を囲んで、ハイポーズ(右下)。
 昼食は春節前日の中華街での豪華版の予定です。まず横濱媽祖廟にお参りしました。5本のお線香を番号順にお供えし、本殿でお参り。修が中国式のおみくじを引きました。2枚の石を投げて神様の「良し」という印がでるまで引き直しをするのがしきたりだそうです。そして待望の中華料理。ランチバイキングなので経済的に好きなものを食べられます。どうやら皆さん食べたことのない食材も恐る恐る手を出していたようです。なんとこのお店で、島田くんの迷中国語が美人ウェートレスにちょっとだけ通じたようです。さらに川島さんと山名さんから一日早いバレンタインディのチョコレートを頂きました。謝謝。
 午後もまだ雨が降っており、足早に山手西洋館を見学することになりました。石井くんのリクエストの横浜人形の家に立ち寄り、フランス山から港が見える丘公園に登りました。山手111番館を過ぎたところで古橋くんが奥様ご要望の食材の買出しから復帰、奥様にも優しい人です。横浜市イギリス館から近くの外人墓地では、幕末期に戦死された方が多数葬られているという事実を始めて知りました。最後に訪れたベーリックホールではフォルテピアノの講習会が行われており、川島さんは興味津々。館内に柔らかい音色が満ちていました。そして有名女学校の脇を通り抜けて、石川町駅に午後3時過ぎに到着。ここで汀くんは用事があるので一足先に帰宅しましたが、8名は元町の沖縄料理店で宴会と相成りました。結局歩いた時間よりもはるかに長い時間、宴会で喋っていたようです。寒かったけど、暖ったかい一日でした。

 

 臨港パーク                      赤い靴を履いた女の子の像
(背景はみなとみない21地区)                   (山下公園)       

【報告・小久保(35組)】

● 手賀沼編(平成22年3月14日開催)

2008年1月13日以来、久しぶりに手賀沼で開催しました。
コース:柏駅〜柏ふるさと公園〜北柏ふるさと公園〜手賀沼公園〜手賀大橋〜手賀沼親水広場〜
     フィッシングセンター〜満天の湯 (約17km)
参加者:松浦くん(31組)、川島さん、汀(以上34組)、小久保くん(35組)&修くん、高沢くん(37組)、
     堀之内くん(39組)・・・・・今回、魚の目が小さくなった堀之内くんが初参加です。
概要:手賀沼公園にはきれいな梅の木がありました(写真下左)。お昼休憩は手賀大橋のたもとの「ココス」でとりました。手賀沼親水広場では、修くんの希望で「水の館」の展望室に上がり、手賀沼を一望しました(写真下右)。その下の階には無料のプラネタリウムもありました。この日は風もほとんどない暖かなウォーキング日和で、午後からは上着を脱いで歩きました。途中、手賀沼フィシングセンターでも休憩をとり、やがて目的地の「満天の湯」に到着しました。到着後、すぐに「満天の湯」入り口にある青果市場で、松浦くんご推奨の「青唐辛子味噌」を買いました。すごくおいしいと評判の一品です。一時間ほど温泉につかり、その後、ミニ宴会。暑かったのか、ほぼ全員がかき氷を食べていました。午後6時過ぎに帰宅の途に着きましたが、堀之内くんだけは手賀沼南側緑道起点まで歩き、ほぼ手賀沼を一周したということです。

 

手賀沼公園                        手賀沼親水広場

【報告・汀(34組)】

● 筑波山編(平成22年4月25日開催)

コース:つくばセンター=バス=筑波山神社入口〜筑波山神社〜御幸ヶ原〜男体山〜女体山〜
     つつじヶ丘〜筑波山神社〜つくば湯=送迎バス=筑波山神社入口=バス=つくばセンター
参加者:松浦くん(31組)、植木くん(32組)、道川くん(33組)、川島さん、汀くん(以上34組)、高沢くん(37組)、
      江戸くん(38組)、飯村くん、堀之内くん(以上39組)、小久保(35組)
概要:朝、つくばエクスプレスの快速電車に乗って集合地点に向かっていると、江戸くんから「予定の電車に乗り遅れました。」というメールがあり、最初から波乱を予感させる幕開きとなりました。しかし、川島さんから「臨時バスが出ることがあるから、直ぐに追いつけるかも」という予言を頂き、江戸くんにメールで対応方法を連絡。そんな女神の幸運にあやかることができたのでしょう、なんと15分後に出発した臨時バスに乗車できたという連絡が江戸くんからありました。私たちが筑波山神社をゆっくり参拝する間に江戸くんも無事合流することができました(写真下左側)。
 言い遅れましたが今回の自主トレは茨城の名山「筑波山」を登ります。場所が良かったためか、自主トレ初参加の方が3名もおられました。そして、今年初めての山岳コース(?)です。私の持っているガイドブックの記載は「初級」となっていますが、4キロぐらいの道のりで標高差が約650メートルもあるため、かなりの急坂です。さらに悪いことに、週の半ばに降った雨のため、ところどころぬかるんだ状態でした。そんな登山道の状態だったためか、女神の川島さんは急峻な登りで転びそうになりました。しかし、今度は江戸くんが咄嗟に川島さんを支えることができ、転ばずにすみました。本当に「情けは人のためならず」ですね。
 一方、前回の手賀沼編で自信をつけた堀之内くんは油断したためか、アルコール過剰摂取の状態に陥り、本隊から少し遅れて、松浦くんが付き添って登ることになってしまいました。さらに運が悪いことに、堀之内くんは濡れた岩で滑って軽い擦過傷を負い、昼食後には松浦くんと二人で「つくば湯」の泉質と休憩所の下調べをするということで、先に下山することになりました。下の右側の写真は、ケーブルカー駅がある「御幸ヶ原」で撮影しました。10名がちゃんと登ったことを示す唯一の証拠写真です。堀之内くんは疲労のせいか、しゃがみこんでしまっています。
 松浦くん&堀之内くんと別れた私たちは、「カタクリの里」を経て、女体山頂上に登り、そこから、「つつじヶ丘」までの岩だらけの道をゆっくりゆっくり滑らないように下っていきました。「つつじヶ丘」からはなだらかな傾斜の散策路をたどって出発点の「筑波山神社」まで降り、松浦くんと堀之内くんが待っている「つくば湯」に移動しました。予定ではちょっとした宴会ぐらいはできるはずでしたが、登りでの休憩時間が多かったせいか、30分ぐらいの時間オーバーでの到着となりました。もう松浦くんと堀之内くんは出来上がっているようでしたが、こちらは慌しく温泉につかり、ビールをぐっと飲み干したら、送迎バスの時刻になってしまいました。つくばセンター行きの最終バスには無事乗ることができましたが、まだ飲み足りなかったメンバーはつくば駅付近で軽く(?)飲み直しを行いました。しかし、お開きは午後8時30分をすでに回っていましたので、軽い飲み直しでは済まなかったようです。
 今回の自主トレは、私自身も膝が痛くなりましたし、また数日経った頃、「足が攣りそうになった」とか、「やっと筋肉痛が癒えました」というメールを個別に頂きましたので、「結構きつかったのかな」と思う次第です。たしか高校生の時にはへっちゃらで登っていたような気がしますが、やはり30年以上の時間の経過には勝てなかったようです。

 

         筑波山神社                御幸ヶ原(ケーブルカー駅のあるところ)

● 鎌倉編(平成22年5月22日開催)

コース:北鎌倉駅〜円覚寺〜明月院〜建長寺〜半増坊〜大平山〜天園(昼食)〜瑞泉寺〜鎌倉宮〜
     鶴岡八幡宮〜鎌倉駅(約12キロ)
参加者:石井くん、松浦くん(以上31組)、川島さん、汀くん(以上34組)、江戸くん(38組)、堀之内くん(39組)、
      小久保(35組)、修
概要:五月晴れの爽やかな風のなか、北鎌倉から若葉萌える天園ハイキングコースを散策しました。北鎌倉駅に集合後、まず国宝「舎利殿」がある円覚寺を参拝し、身と心を清めました。次に紫陽花で有名な明月院を参拝。まだ蕾のほうが多かったようですが、まもなく盛りの季節を迎えることでしょう。ちょうど花篭に盛られた紫陽花があったので、記念写真(写真下左)を撮りました。また、本堂ではお茶とお菓子が振舞われ、丸窓から庭園を臨みながら、静かなゆっくりとした時間を堪能しました。
 明月院での優雅な休憩の後、鎌倉五山第一の建長寺を参拝しました。建長寺の仏殿や法堂の壮大な伽藍の奥に、明治時代に静岡県の方広寺から歓請された半僧坊(はんそうぼう)というお堂があり、そこから勝上献(しょうじょうけん)を経て、天園ハイキングコースに続く山道となっています。今回の自主トレのハイライトは建長寺から勝上献(しょうじょうけん)までの急坂を一気に登りきることです。高低差は約100メートル、そのほとんどが階段です。ここはその昔、天狗の姿をした修験者が心身を鍛錬した場所と伝えられています。天園ハイキングコースは別名「鎌倉アルプス」とも呼ばれ、コースの標高は概ね150メートルですが、高低差が厳しいことで有名な所です。前回の「筑波編」では、飲酒したため中途で挫折してしまった堀之内くんですが、今回はアルコール断ちのおかげで、急坂を見事に登坂できました。
 勝上献(しょうじょうけん)からの見事な景色に感動した後は、十王岩鷲峰山にかけてアップダウンのきつい稜線を歩きました。鬱蒼とした木立が日差しを遮ってくれるので、心地よいウォーキングが楽しめました。ただし、濡れた岩場がところどころにあり、滑りやすいので要注意。滑らないように細心の注意で歩を進めていくと、最も標高の高い大平山に到着しました。そして、ゴルフ場のクラブハウスを横目に、昼食場所の天園峠に向かいました。天園峠には茶屋があり、軽食やおつまみ、おでんなどが購入できます。一汗かいた後のビールは爽快で格別なものでした。天園峠で小一時間の昼食休憩の後、鎌倉アルプスの稜線から離れ、花のお寺で知られている瑞泉寺まで一気に降りていきました。瑞泉寺は、夢窓国師が開いたと云われている岩を削った庭園で有名です。
 瑞泉寺からは平地を歩くので非常に楽です。まず大塔宮護良親王(おおとうのみやもりよししんのう)を祀る鎌倉宮を参拝し、源頼朝公の墓所を経て、鶴岡八幡宮に到着しました。道すがらの話題は「昔は『だいとうのみやもりながしんのう』だったよね」とか、「鎌倉幕府の始まりは1192年から1185年に変わったんだよ」とかの他愛もない授業ネタで学生時代の思い出に立ち返り、高校生時代はちゃんと勉強していたんだと再確認した次第です。鶴岡八幡宮では、春の大風で倒木した大銀杏から沢山の新芽(ひこばえ)が生えてきていました。樹齢1,000年といわれる大銀杏ですが、すごい生命力です。その生命力にあやかろうと、「頑張れ大銀杏」の木札を背景に記念写真(写真下右)を撮りました。
 八幡宮から鎌倉駅までは定番の「段葛」「小町通り」を経由して、人混みの中を、お土産屋さんの品物をひやかし、楽しみながら歩きました。そうしたらなんという偶然、堀之内くんが予てからご執心の「鎌倉ベーコン」を販売している「鎌倉ハム富岡商会」の本店を見つけました。みな思わず買いだめし、それぞれお土産に持って帰ったようです。

 

  紫陽花で有名な明月院                鶴岡八幡宮の大銀杏

● 東京スカイツリー編(平成22年6月26日開催)

コース:東京駅〜清澄公園〜本所松坂町公園〜両国駅(昼食)〜業平橋〜東京スカイツリー〜
     墨東公園〜東白鬚公園〜東武堀切駅(約14キロ)
参加者:石井くん(31組)、川島さん、汀くん(以上34組)、高沢くん(37組)、江戸くん(38組)、
     堀之内くん、大島くん、佐々木くん(以上39組)、小久保(35組)、修
概要:東京駅から東京スカイツリーを目指して、隅田川沿いを荒川との分岐まで歩くコースです。東京駅に定刻11時に全員集合したと思い、まず、八重洲北口から日本橋方面に東京駅を出ようとしたところ、小久保の携帯が鳴りだしました。何事(?)と、通話ボタンを押すと、さっきまでいたはずの佐々木くんからの電話でした。どうやら、最後の江戸くんだけを待つほんの数分の間、集合場所を離れていて、11時を少し過ぎて戻ってきたら、誰もいなくなっていたという次第だそうです。自主トレ「筑波山」編ではバス一本分遅れてしまった江戸くんですが、今回は定刻ピッタリに到着しました。そのため、佐々木くんが迷子になってしまいました。
 その後、無事に佐々木くんと合流できて、再出発です。まず、いつものように日本橋の零キロ標識のところで記念撮影をしました。この付近は堀之内くんが昔働いていたところということで、人形町から東京水天宮まで道案内を買って出てくれました。水天宮は安徳天皇、建礼門院、二位の尼を祭神とする社で安産や除災招福のご利益があるということです。
 水天宮から箱崎の東京シティ・エアターミナルを過ぎ、隅田川に出ました。きれいに整備された堤防を上流方向に向かって歩きます。清洲橋で隅田川を渡り、両国方面に移動します。「清洲橋通り」を経て、「清澄公園」を抜け、岩崎弥太郎が所有していた「清澄庭園」のところで北に進路をとり、両国駅を目指しました。
 そうしていると、またまた携帯電話の音。また、誰かが迷子になったかと訝しみながら通話ボタンを押すと、娘さんとゴルフをしてから合流する予定の大島くんから、両国駅「梅の木」に既に到着しているという連絡でした。こちらの歩行の進度は暑さのためか捗々しくなく、予定よりも30分以上遅れているようです。先頭のペースを上げてもただ列の長さが伸びるだけで、速さは変わりません。それでも何とか、今は「本所松坂町公園」となっている旧吉良邸跡まで到着し、小休止(写真下右側)。本所松坂町から旧両国国技館(本所回向院境内)前を経て、両国駅に到着した時には予定を50分ぐらい遅れていました。大島くんはお昼時の繁忙時間帯に一時間近くもお茶だけで10人分の場所を確保してくれていました。感謝、感謝であります。
 昼食後、昨今何かと話題になっている「両国国技館」の前を通過し、散策路となっている「隅田川テラス」をのんびり歩きました。だんだん「東京スカイツリー」が大きく見えるようになってきました。吾妻橋から隅田川を離れ、墨田区役所前を通り、業平橋の方向に歩くと、工事中の東京スカイツリーの全貌が現れてきます。ここで東京スカイツリーを背景に記念写真を撮影しました(写真下右側)。完成すると634メートルになる予定ですが、当日の東京スカイツリーの高さは398メートル。業平橋駅付近はたくさんの見物客で混雑していた上、参議院選挙の某女性候補者陣営が陣取って団扇風の候補者の写真を配布していました。そのため、候補者本人が次に登場するかと見とれていて(?)、はぐれてしまう人ありというハプニングもありました(結局、候補者本人はおらず、代理の弁士が演説していただけのようです)。携帯電話で呼び出し、数分後に業平橋駅で合流することができました。喧噪の業平橋を後にして、水戸街道「言問橋」で再び隅田川テラスに入り、隅田川を北上します。この付近も整備されているのですが、段ボール住居が点在するため、ウォーキング環境としては「ちょっと考え物」という感じです。隅田川テラスを過ぎて、大きなマンション群の中にある東白鬚公園に入ると、家族団欒の公園風景となりました。公園内の「隅田川神社」を参拝しました。
 隅田川テラスから荒川に向かう途中、すこし雨模様となったほか、湿度が高く、相変わらず歩くペースが上がらず、それまでにかなりの時間を消費してしまっていたため、今回のウォーキングは東京駅から東武堀切駅までの約14キロで打ち切りとしました。そして、東武堀切駅から電車で北千住に移動し、お楽しみの宴会となりました。ウォーキング後の一杯は格別!しかも、「大幹事」佐々木くんの手配で、一人1,500円しかかからない超経済的な宴会でした。

 

本所松坂町吉良邸跡               東京スカイツリーを背景に記念写真

● 高尾山編(平成22年11月20日開催)

コース:西八王子駅〜いちょう祭り〜高尾駅〜高尾山口駅〜薬王院〜高尾山〜高尾山口駅=送迎バス=
     八王子健康ランド「ふろっぴィ」=高尾駅 (約12キロ)
参加者:石井くん、松浦くん(以上31組)、川島さん、古橋くん(以上34組)、堀之内くん(39組)、
      小久保(35組)、修
概要: 紅葉シーズンの真っただ中、八王子いちょう祭り高尾山もみじ祭りに行ってきました。この時期、多摩御陵付近の国道20号線(甲州街道)沿いに植えられた銀杏並木は、高所から見るとまるで「黄色いベルト」のように紅葉するという話です。八王子いちょう祭りは、八王子追分交差点から高尾駅前にかけての銀杏並木沿いで11月の中旬に開催されます。当日は見事な晴天で、多くの散策者と沢山の出店が出ていました。ちょっとした青空市場の雰囲気です。下の写真左側は、西八王子駅付近で撮影しました。ここから銀杏並木に沿って一時間ぐらい、紅葉した銀杏の鑑賞や出店の食べ物の品定めをしながら、高尾駅までゆっくりと歩きました。
 高尾駅付近で、各自お好みのメニューでお昼のお弁当とお茶を仕入れ、これから挑む高尾山登山の準備を整えました。はっはっ、ちょっと大げさですね。高尾駅を過ぎてさらに国道20号線沿いに進むと、京王線の高架が見えてきました。すると、道路脇に「高尾山近道」という石碑を見つけました。試しにその石碑の指示通りに脇道に入っていくと、「ろくざん亭」という炭火焼料亭があり、その奥には深い山が続いているようでした。「近道だから急なんだろうね」という誰かの言葉に従って、観光客が通常利用する登り口である清滝から登ることにしました。後で調べてみたら、「高尾山近道」は「金比羅台歩道(すぐぢ道)」と呼ばれていて、ケーブルカーがない時代に薬王院へ通勤する人のための道だったそうです。約20分で金毘羅台まで出られるということなので、確かに近道です。しかし、かなり急峻な山道であるようで登る人もまれだということ。今回は回避して良かったでしょう。
 高尾山口駅から清滝を過ぎ、高尾山登山コースの1号路を目指しました。しかし、もの凄い数の人、人、人。初詣の明治神宮の参道のように、前の人に続いてゆっくり進んでいきました。ケーブルカー案内所近くのアナウンスによると、乗車には約50分待ちだそうで、こちらも大変な混雑でした。例年11月の高尾山では「もみじ祭り」が開催中です。ケーブルカー乗車場の周りの木々も真っ赤に色づいていました。ここから登り道。登山道を蟻の行列のようにゾロゾロと登っていきました。後ろからは「山ガールが・・・」という会話も聞こえてきました。いま流行りの山ガールが沢山いたのでしょうか?
 途中、1号路から離れて見晴らしのよい金比羅台で一休み。先ほどの「すぐぢ道」と合流するところです。この金比羅台からは東京湾や建設中の東京スカイツリーも見えるということですが、残念ながら煙っていたため、新宿の高層ビル群までしか見えませんでした。甲州街道沿いの銀杏並木は、確かに黄色いベルトのように見えました。
 まだまだ登り始めです。しかし、参加者の皆さんの顔には疲労の色が出てきたようで、ちょっと心配。ケーブルカー終点の高尾山駅に着くころには、お茶をもう既に飲み干してしまったということで、追加補給のため、また小休止。休み過ぎで、だんだん時間が心配になってきました。
 高尾山駅からは比較的緩やかな登り道にかわるため、いままでの急な登り勾配に比べるとかなり楽です。そして、川島さんが幼少の砌に、お猿さんに追いかけられ、怖い目にあったという「さる園」を過ぎ、さらに進むと根がタコの足のようになっている「たこ杉」がありました。その先の薬王院の浄心門をくぐると、急な階段のある男道と迂回路である女道に分かれます。躊躇わずに女道を選択し、やっと薬王院に到着しました。
 薬王院で参拝し、さらに不動明王を祀る奥の院を詣でました。ここから599mの山頂までは15分ぐらいのはずですが、狭い登山道は行きかう登山者で混雑しており、結局30分以上かかって、やっと山頂に到着。今回は禁酒令が守られたので、脱落者なしで山頂に到着できました。ただし、当初の予定よりも1時間半も余分に時間を費やしてしまいました。また、山頂も予想通り混雑していましたが、準備してきたピクニックシートを広げて、7名分の昼食会場を無事確保できました。ワイワイガヤガヤとみんなで食べる食事は楽しい時間でした。写真右側は昼食後の記念撮影です。
 昼食が済んだ時点で2時を過ぎていたので、小仏峠までの尾根伝いのハイキングは取り止めにして、3号路で下山することにしました。残念ながら、6号路はもみじ祭りの時期には登りだけの一方通行となるため、滝の音がまるで琵琶のように聞こえることから名づけられ、修験道の修行所になっている「琵琶滝」の方には降りられないということでした。細いくだり道を、登るときと同じように蟻の行列のように降りていき、3時40分ごろに高尾山口駅に到着しました。幸いなことに10分ぐらいの待ち時間で臨時の送迎バスが「ふろっぴィ」に向けて出発。「ふろっぴィ」にて暖かいお風呂と風呂上りのビールを満喫しました。

 

西八王子いちょう祭り会場                    高尾山山頂       

【報告・小久保(35組)】