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大島くんの香港便り (7/8)

【同級生の近況】掲載:平成19年8月5日

ハイキング

 香港には運動する場所が殆どありません。驚いたことに学校に校庭が無いのです。体育の時間も無いのではと思うほど、運動の場所がありません。でも健康への意識は強く、香港人にとって一番身近な運動はハイキングです。香港には、香港島のエリザベスピークからスタートし、島を周回し、島の南の漁村まで行く「香港トレイル」(全長50Km)、香港島の南端から香港島と九龍半島を縦に北上して深圳との国境まで行く「ウィルソントレイル」(全長80Km)、九龍半島の東端から西端まで歩く「マクローズトレイル」(全長 100Km)、香港最大の島であるランタオ島を周回する「ランタオトレイル」(全長 70Km)の4つのハイキングコースがあります。どのハイキングコースも8-12の区間に分けられており、各々の区間の最初と最後はバスなどの公共交通機関にアクセスできるようになっているので、各トレイルを少しずつ踏破することが可能です。ハイキングと聞くと、お弁当持って和気あいあいのイメージですが、これがとんでもない。香港は海と山が近いので、山の登り下りの勾配がきつく、一番高い山は標高1,000mもあるので、ハイキングというより山登りに近いのです。最初私は、同じアパートに住むOutdoor派の友人に誘われ、軽い気持ちで香港トレイルに行きましたが、後半の25Kmを一気に歩かされた時はさすがにヘトヘトになりました。

これが香港のハイキング!かなりハードです。

 ウィルソントレイルの第一区間などは、1,700段の階段を上りきるところから始まります。凄いのは、香港トレイル50Kmのマラソン大会が毎年開催され、50Kmの山道を優勝者は4時間程度で走破することです。是非、「歩く会・香港シリーズ」を実現して戴きたいですね。山の上で食べるお弁当は美味しいですし、健康には良いし、お金は掛からないので、友人に誘われるまま、結構ハイキングに嵌っています。前述の通り、山登りなので、お弁当と水(2Lぐらい)を背負い、トレッキングシューズを履き、山登り用のストックを2本持って歩くのですが、ある時山頂でヘトヘトになっていたら、下から若いカップルが、キャッキャッ言いながら登ってきて、ふと見るとお姉ちゃんの方は短パンにビーチサンダルでした。こっちは重装備で山登りしているのに、ビーサンで何も持たずに山頂に来てしまうのですから、香港人は本当に山登りが得意?

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